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2006年8月4日

幸せなひと時をありがとう!有紗ちゃんのバイオリンリサイタル

今日は、久しぶりに生の音楽を聴くことができました。M家のファミリーコンサートのご招待を受け、8歳の少女有紗ちゃん初のヴァイオリンリサイタルに出かけたのです。
会場は福岡市博多駅近くの「石蔵酒造博多百年蔵」。一度行ってみたいと思っていた旧家で、そこでリサイタルをするというお洒落な企画に、M家より招待状を受け取ったときからわくわくしていました。

 M家は創業以来414年の歴史を誇る博多の老舗菓子匠。
 音感に優れ音楽大好きのM社長が、代々続くご実家を継ぐために音楽の道を諦めたというお話を私はお聞きしていました。それで、ニューヨークでご長男が音楽の道を歩み、お孫さんの有紗ちゃんの、早くもその才能を感じられるニュースをお聞きするたびに、M社長の感慨もひとしおのことでしょうと思っていました。

 コンサートが進むうちに、私はこの会社の社員教育を承って8年になるのだということに気づきました。8年前、M社長と初めてお目にかかったその夜、「ニューヨークから初孫が来ていてね・・」と、目を細めていらしたM社長。そのお孫さんがこの可愛らしいお嬢さん。ピアノとバイオリン、そしてプロチェロ奏者(有紗ちゃんのお母さん)の奏でる三重奏にのって、幸せの風が流れるのを感じました。

 ご長男のソロ演奏ファゴットの音色も私を魅了しました。初めて間近で見るファゴット。その音の可愛らしさ、おどけた音、あたたかい音。百面相の表情を見ているような楽しさに、思わず曲に合わせて体が揺れます。

 こんな時、私の心(頭)は空想が駆け巡り、感じること、知りたいことでいっぱいになってきます。こんな楽器を作った人ってどんな人だったのだろう?このファゴットの音をここまで充分に堪能させてくれる曲を作ったウェーバー。若し彼に会えたなら迷わず「ありがとう」って言いたいな〜・・。この曲は有名な曲なのかしら?沢山の人々がこの曲やこの音色によって、今私が感じているような幸せな気分を味わってきたのだろうなぁ・・このご長男のような方がいて、こうして演奏をしてくれなかったら、何万人ものひとたちがこの曲を聞かないうちに死んでしまうのではないかしら?このような曲がいっぱいあるのに、音楽を専門に勉強した人にしか知られていないでいるのだろうな〜。オーケストラの演奏家の収入は少ないとのことだけれど、その人たちのおかげで、名曲が世界に流れ、隠れた楽譜が再現されていくのだろうな〜。職業として選んだ方たちは、尊い仕事をしていらっしゃるな〜・・・等々、音楽の世界に疎い私の頭は疑問と感動でいっぱいでした。


 有紗ちゃんのこれからの活躍も本当に楽しみです。








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